戻れない平穏

いきなり超シリアスかつネガティヴな話になります。
鬱話嫌いな人は読まないほうがいいよ。










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父の知人の方が次男を殺害されたそうです。
私はその方に10年以上前に数回会ってた記憶がある。(多分)

電話連絡受けたのが3/12夕方頃、3/13 0:00過ぎのF1前の地方ニュースで報道されていたので、
もう皆さんがこの日記を見るころには全国区で報道されている可能性が高いです。

ニュースで報道されているとおり、
将来を悲観し、ニーツの次男を絞殺してしまったとの事。

その方は超えてはならない一線を越えてしまいました。
私たちの今居る世界にはもう戻ってこれないでしょう…。
その人だけではありません。
長男の方(N小屋の某メーカー勤務との話)は恐らく会社を辞めざるを得ない状況に追い込まれるでしょうし…

失ったものは、元には戻らない
一度やってしまうと、後悔しても遅い
不幸は伝播し周りの人も不幸になる
そして2度と幸せにはなれない…

こういう記述し難い切ない気持ちになるのは久しぶりだ。
相当ブルー

「踏みとどまる」ということが出来なかったのかなぁ…
自分も一線を越えてしまいそうになったとき「踏みとどまる」ことが出来るだろうか？

普段ヴァーチャル空間で(鬱の振りする人々だけ？)何気なく使っている「欝だスノー」とか引きこもりのAA，練炭を炊くaa，首吊りのAA。
もちろん死を意味する。
だがこれらはあくまでネッツ上のテキストだ。
実際に死ぬとか殺すということとはかけ離れている。

だが現実の世界での死というもの考えてみると、
死ねば終わりだろうか？
終わりじゃなく始まりだろう、不幸の。

だから出来る限り不幸にならないよう、幸せ目指して足掻くべきだ。
だけど足掻いてもどうしようもならない世の中になってきた。
今の社会は環境や経済力、能力に恵まれない人は虐げられ搾取され不幸になるしか道はない。
日本がヴァヴル期のときは話は別なようだが。(「希望格差社会」参照)
貧しく不幸な人々は、より貧しく不幸になるような社会になってきていることを今日の事件で身にしみて感じるようになった。

日本はこれから、経済力や知力，運の多寡だけで人の幸福が決まってしまう世の中になるのかなぁ。
個人的にはそんなギクシャクとした世界は望まないんだけど、
大局的に見ると、どうもそうなるざるを得ないらしい。(「這い上がれない未来」参照)

さて、久しぶりに鬱っけが戻ってきてまいりました。
鬱が入った状態で鳥サークルの卒業旅行です。
どうなるかなぁ。